ニューカレドニア観光!ヌーメア観光の地図付き

ツアーガイドさんから聞いた情報をまとめました。

『天国に一番近い島』といわれるニューカレドニアのナショナル情報

hill

・ニューカレドニアの島全体の人口は約27万人
・首都のヌーメア(ヌメア)の人口は約10万人
・ニューカレドニア本島は、南北に400km、東西に60kmの島です。
・ニューカレドニアはオーストラリアとニュージーランドの間にあり、オーストラリアから1500㎞、ニュージーランドから1700㎞離れた所に位置しています。
・ニューカレドニアの人口の40%以上がメラネシア系先住民のカナック人です。カナック人は3500年前にパプワニューギニアなどからカヌーでやってきたといわれています。また、30%のヨーロッパ系のひとたちも住んでいます。ヨーロッパ系の人々が住んでいる理由としてあるのが、150年位前に囚人としてフランスから連れてこられたからだと言われています。

囚人

当時の人々の子孫が今も住んでいます。
・宗教
60%ローマカトリック
30%プロテスタント
4%ムスリム
6%その他

・学校で教わる言語は、フランス語(公用語)、英語(試験や仕事用)、ポリネシア語、スペイン語、ドイツ語になります。
・イギリスの探検家であるJames Cook(ジェームズクック)により1774年に発見されニューカレドニアという国名を付けられた。James Cook(ジェームズクック)は、山がたくさんあるニューカレドニアを見て、スコットランドに似ていると思ったそうです。スコットランドの昔の名前が「カレドニア」だったため「ここは、新しい(ニュー)カレドニアだ!」と名付けたのがキッカケだそうです。ラテン語でカレドニアはスコットランドという意味でもあります。

船
・当時のJames Cook(ジェームズクック)は豚をニューカレドニアに持ち込んで、村の酋長にプレゼントをして島民との関係を築いたと言われています。
・James Cook(ジェームズクック)は南太平洋を探検したあと、ハワイで先住民によって殺され、食べられてしまいます。
・食人文化

ニューカレドニアの教会
かつてのニューカレドニア人は人間を食べることで相手の魂をもらうことができると考えていました。そのため、最初にヨーロッパから白人がやってきたとき、彼らのことを神様だと思い込んだようです。彼らを食べれば神様に近付くことができると思い込み、白人を殺して食べていたといわれています。しかし、ある時期から食人はよくないという運動が高まります。儀式として伝統になってしまっていたため、食人文化をやめるのに時間がかかりました。結果としてキリスト教の宣教師によって聖書を通して食人文化をやめることに成功します。

ニューカレドニアの主要産業・お土産

・ニッケル鉱石
ニッケル鉱石
ヌーメアの主要産業はニッケル鉱石です。ニッケルはもともと、ニューカレドニアに金を探しに来た人々によって発見されました。金(ゴールド)を探しに来たという背景から、ニッケルのことをgreen gold(グリーンゴールド)と呼んでいたりします。ニッケルは航空機、車体、コンピューター、電話の材料に使われています。

・観光産業
Sightseeing
観光産業はニッケルと同じくらい重要な経済効果があります。観光業が脚光を浴び始めたのは最近のことです。観光産業が大事な理由としては、ニッケル資源には限りがあるからです。ただ、今でもニッケル資源にだけ頼りたいという人もいるので、その人たちの意識を変えていく必要がある状況になっています。

・おすすめのお土産は『コーヒー』
コーヒーお土産
安くて豊富なコーヒーは世界的にも有名です。イギリスの元首相のウインストン・チャーチルが愛した『カフェ・ルロワ』というのがニューカレドニアでは高級コーヒーといわれています。ほかには大衆向けのMelanesian Coffee(メラネシアンコーヒー)もあります。どちらも安く気軽にスーパーで手に入れることができます。

・エビ、カボチャなどが有名
かぼちゃ
エビとカボチャ(Squash)も有名で、かなり高品質。輸出先はどちらも日本が一位で、日本は基本的に高品質なものを仕入れてくれる国。日本がそれだけ多く輸入しているというのはニューカレドニアのエビとカボチャが高品質であるという証拠になっています。また、そのほかにsandalwood oil(ビャクダン油)が名産で、パリのシャネルの香水にも使われている。

ニューカレドニア島の歴史と日本との関係

パスポート

日本とニューカレドニアは実は古くからかかわりがあります。第二次世界大戦前に鉱山採掘のためにニューカレドニアに日本人が多く来ていました。しかし、戦中・戦後のニューカレドニアでは日本人だからという理由で牢獄に入れられることもあったそうです。そういった歴史により当時の日本の子孫がニューカレドニアには残っています。ニューカレドニアには日本の名字の人(白人や黒人も含む)がいまでもたくさん住んでいます。

ヌーメア(ヌメア)観光マップ

ヌメアクルーズターミナル↑の青い印が客船クルーズターミナルになります。

ヌーメア(ヌメア)客船ターミナル内

クルーズターミナル内

2階建てのターミナル。1階はヌーメア(ヌメア)市内でのアクティビティオプショナルツアーの申し込みができます。また両替所も用意されています。2階にはお土産屋さんがありました。フリーwifiの設備があるのでネットの使用可能です。

ヌーメア(ヌメア)の港からみたクルーズターミナル

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クルーズターミナル横にあるお土産屋とレストラン

お土産ショップ

ヌーメア中心地の地図①~⑪で観光地を簡単に紹介しておきます。↓の地図左下に[200m]と記載されています。けっこう近い距離に観光地が集中しています。ヌーメア市内観光地図

①ヌーメア市内観光スーパーマーケット
market

ターミナルの目の前には【Johnston】というスーパーマーケットがあります。徒歩1分。結構大きいスーパーマーケットです。
[営業時間]平日7:30−19:30 / 日曜7:30-12:30

スーパーマーケット

②ヌーメア観光ココティエ広場
ココティエ広場ターミナルをまっすぐいくとココティエ広場につきます。歩いて5分ほど。クルーズターミナルからの距離は300mぐらいです。

・ヌーメア観光ココティエ・スクエア
ココティ広場

ココティエ・スクエア広場を中心に右(フランス)と左(アジア)に分けることができます。

③FOLの丘
セントジョセフ大聖堂の近くの山道をのぼっていきます。そんなに体力はつかいません。とても景色がきれいな丘です。
・グラフィティ(壁絵書き)をすることが政府からも許可されている。
・3か月に一度、壁一面のグラフィティが変わる。
・政府は特定の人々にお金を払ってグラフィティをするように頼むこともあるらしい。

地図の上側を④~⑥を紹介
ヌーメア市内観光地図

④ヌメア市立博物館
博物館
ココティ広場をに右(フランス)にいくとヌメア市立博物館があります。

こちらはインスタ映えスポットとして有名!?
インスタ映えスポット
ココティエ広場の右手を散策には、コロニアル様式の建物のエリアが存在します。

⑤ヌーメア観光-第二次世界大戦博物館
第二次世界大戦
クルーズ客船ターミナルから徒歩600Mほどの場所にあります。夕方になったら閉まってしまうので注意しましょう。第二次世界大戦での歴史が展示されています。

⑥ヌーメア観光-海洋博物館
– 様々な海底から見つかった残存物が展示されています。この博物館は2つの団体によって設立されています。海洋博物館は2000年代にOPENしました。ニューカレドニア人の誇りと言われている海洋博物館です。

– 1Fにはフランス船とアメリカ船から見つかった残存物が展示されていて、2Fにはベトナム人の戦時中の生活の様子が展示されている。

地図の下側を⓻~⑪を紹介
ヌーメア市内観光地図

⓻ヌーメア観光-セントジョセフ大聖堂
セントジョセフ大聖堂
ココティエ広場をまっすぐ突き抜けて3分、4分ほど歩いて、すこし坂を登ったところにセントジョセフ大聖堂があります。時間によっては教会の中にはいることもできます。ニューカレドニアのニッケルで作られたパイプオルガンが見どころのひとつです。もし教会内にはいれなかったとしてもヌメアのシンボル的存在なので行く価値あります。
セントジョセフ大聖堂はカトリックの教会です。また、徒歩圏内にはプロテスタントの教会もあります。

⑧ヌーメア観光-記念碑
記念碑

ヌーメア観光-銅像モニュメント
Monument
セントジョセフ大聖堂の南東に200mほどいくと銅像・大砲・モニュメントが飾られています。

⑨ヌーメア観光-ベルナム図書館
ベルナム図書館
朝市、博物館、セントジョセフ大聖堂の中間地点にベルナム図書館があります。

⑩ヌメア市内の中華街
中華街
ココティ広場左(アジア)にある中華街です。
ココティ広場から南に500mほどいくとヌメアの朝市(あさいち)に出会います。

⑪ヌーメア観光の朝市(あさいち)
朝市
午前中でCLOSEしてしまいます。クルーズターミナルから海沿いに南にいくと発見できます。とれたての魚介類が購入できます。

朝市の隣に遊園地
遊園地
お昼過ぎに通りましたが、全部停止していました。遊園地がOPENしているかは不明(^-^;

ヌーメア観光の南側探索

気持ちの良い街です。地元警察官も自転車で見回りをしています。とってもスポーティー^^mall

⑫ヌーメア市内のショッピングモール
mall

地元の人が訪れるお店がたくさんあります。

しばらくすると海沿いに大・小たくさんのお店がでてきます。

透き通ったヌーメア(ヌメア)の海
海

⑬ヌーメア観光で地元の人に大人気のシトロンビーチ

Ocean

シトロンビーチの前には、カフェやレストランなどのお店が点在しています。地元のひとが車で訪れる憩いのビーチといわれています。

⑭ニューカレドニアラグーン水族館

水族館

入場料は日本円で1200円ほどでした。入場すると日本語のパンフレットも置いてあります。数にかぎりありなのであればラッキー。

水族館

<ラグーン水族館の見どころ>
①世界最古のオウム貝、ノーチラス(nautilus)
②光るサンゴの数々
③ナポレオン・フィッシュ
④猛毒なウミヘビ
⑤外にある水槽のウミガメ
・グリーン・タートルというウミガメは甲羅の中の亀の肌が緑色なんです。ハーブや緑の植物を食べる事で体の色が緑色になったそうな。ラグーン水族館のお土産屋さんはこんなところ。

水族館※光るサンゴのセクションは照明がなく、本当に暗いのでぶつかったり転んだりしないように注意しましょう。

⑮ウアントロの丘(ウエントロの丘)

ウアントロの丘にも行きました。バス・タクシー・チューチュートレインなどの乗り物にのっていくのが良いでしょう。

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・ウアントロの丘からアメデ島が見えます。アメデ島は白い灯台がある小さな島。ここから22㎞程離れた場所でフェリーで45分ほどいくことも可能です。
・丘の上からはニューカレドニアのバリアリーフが見えます。ニューカレドニアのサンゴは世界の20%を占めている。グレートバリアリーフが世界債で2300kmであるのに続いて、ニューカレドニアのバリアリーフは1600kmあり、島全体を囲んでいます。
・バリアリーフは2008年にUNESCOの自然遺産に登録されたので、漁業が禁じられています。人間の手が及ばない海のため、2500種類以上の魚と4種類のウミガメが生息しています。

・ウアントロの丘(ウエントロの丘)の頂上付近には、WWII(第二次世界大戦)でイギリスやオーストラリアが持ち込んだ大砲があります。この大砲はニューカレドニアを守るために持ってこられたが、戦争では使用されることはありませんでした。

ヌーメア(ヌメア)の観光旅行で便利な移動手段は

チューチュートレイン
バイク
タクシー
バス
レンタル自転車

自転車は右側通行になっています。
自転車事情

ヌーメア市内のバス停の目印はこの白い棒
bus stop
停車はこの白い棒が目印です。日陰がないのでバスを使用するのであれば日よけ対策をしておきましょう。

⑯ヌーメア市内の東側の先端

レンタサイクルを借りたので東の先端までいきました。緑豊かな山道です(*_*;

山道

裕福な人が暮らす赤いレンガの家が集まる地域

裕福な家屋根を赤くすることで「自分は裕福だ」という地位を主張しているそうです。このエリアは物価が高く、ガイドさん曰く、一軒家が200万AUD(オーストラリアドル)とのことです。1AUDが80円なので、日本円で約1億6000万円になります。とっても豪華ですね!!

・人が住む前のニューカレドニアはマングローブが多く生息しており、蚊がたくさんいたんだとか。しかし、風がよく吹き、蚊が比較的少なかったヌメアの地域から人々は開拓を試みたんだとか。

ニューカレドニアのヌーメア観光を楽しむ心構え

ューカレドニアの歓迎

歓迎歓迎の仕方が近隣のフィジーやバヌアツと異なります。他国では、歓迎する側が歩み寄ることで歓迎の意を表明するのに対して、ニューカレドニアでは、歓迎される側が歩み寄るのがよいとされています。理由は相手に興味があるということを示すという意味にとらえられるからなんだとか。

・ニュージーランドの通過単位はCFP(パシフィックフラン)。1CFPは日本円で約1円で換算できます。とってもわかりやすい!

・ニューカレドニアの先住民のカナック人の哲学「nobody owns anything」。世界にある全てのものは自分のものではなく、みんなのものである。譲り合う精神がとてもある島国です。

ヌーメア観光まとめ

のんびり– “See you later!”とニューカレドニアで言われたら、そのlaterは10分後かもしれないし、5時間後かもしれないし、明日かもしれないといわれています。日本のように時間通りに進みません。日本の人がニューカレドニアの島国を楽しむには「時間という概念を気にせずのんびりとした文化」に触れることが楽しむコツです!自分なりの観光旅行を楽しんでください^^

以上まとめでした。